ハイクアップの適度な疲労感と緊張感。
そして、ピークから360°見渡す山々。
涼しく気持ちの良い澄んだ空気。
何もかも吸い込んでくれそうな快晴の空。
握り締めるトランシーバーに一言。「ドロップ!」
下っ腹に感じる浮遊感。
足裏に感じる湿雪の感蝕。
開放感を感じながらイメージのラインを描き、風を切る。
カーヴィングしながら思いっきりテールに乗り
真っ青な空に雪をぶっかけてみる。
八幡平での特別な思い出の一枚。
photo : kentaro shimizu